研究室紹介
全ての生物は種固有のゲノムをもち、そのゲノムを構成する染色体の数、大きさ、形は種間で異なります。この様な染色体・ゲノムの多様性は、生命の長い進化の過程で獲得されてきました。また、生物には性が決まる仕組みにも多様性がみられます。我々ヒトを含む哺乳類では個体の性は遺伝的に決定されますが、脊椎動物全体に目を向けると環境により性が決まる種もいます。例えば、ワニやカメなどの爬虫類では卵の温度により性が決まります。
当研究室では脊椎動物における染色体構造やゲノムの進化過程の解明に取り組み、同時に、性決定様式の異なる種の間で性分化機構を比較解析することで、性決定様式が変遷する仕組みの解明を試みています。
Welcome to Animal Cytogenetics Lab.
Sex-determining systems are highly divergent between different lineages in Vertebrate. We have intersts in the mechanisms and rules underlying the evolution of the sex chromosomes and sex determination systems. Comparing different sex determination systems with molecular cytogenetics and comparative genomics thus provides unparalleled opportunities to capture the evolution of sex chromosomes and determination systems in action
プロフィール・業績 (profile・publication)
主な研究内容 (Research)
ヤモリにおける性決定機構や性染色体の進化
染色体の多型と種分化の関連
在来生物の保護について
河合塾みらいぶっくに掲載いただいた研究者紹介です。こちらもご覧下さい。
https://miraibook.jp/researcher/k23324
当研究室へのアクセス (postal address)
〒487-8501
愛知県春日井市松本町1200
中部大学応用生物学部環境生物科学科(30号館8階)
Department of Environmental Biology
College of Bioscience and Biotechnology
Chubu University
1200 Matsumoto-cho, Kasugai, Aichi 487-8501, JAPAN
連絡先 (contact)
松原 和純 Kazumi Matsubara
Tel: +81-0568-51-6379 (直通)
e-mail: mbara(at)isc.chubu.ac.jp