2017.3.30. タカクワカグヤヤスデの新産地記録(宮古島)!
タカクワカグヤヤスデParaspirobolus lucifugusは、日本で唯一の発光するヤスデです。国内ではこれまで沖縄本島南部のごく一部でしか見つかっていませんでしたが、今回、宮古島から新産地として2例目を発見し、豊田ホタルの里ミュージアムの研究報告書に報告しました。発見したのは、卒業生の鈴木義基くん。修論発表後の卒業旅行の際に見つけてきました。もちろん、宮古島にいても不思議はないんですが、新産地記録って実はすごいこと。普通は「どうせいないだろう」と思って探しもしないですからね。しかも、修論発表後だからもう研究をしなくてもいいはずなのに、それでも探して見つけてくれたのはすごいこと!私たち発光生物学研究室は、学生さんたちの情熱で成り立っています。
大場裕一・鈴木義基・金郁彦(2017)発光性倍脚類タカクワカグヤヤスデParaspirobolus lucifugusの宮古島からの新産地記録.豊田ホタルの里ミュージアム研究報告書 9: 1-5.
豊田ホタルの里ミュージアム刊行物のサイトhttp://www.hotaru-museum.jp/printed%20by%20thm.html#1
2017.3.28. 中部大学市民講座を開催します!( 2017年7月27日・豊明市中央公民館)
2017年7月27日(木)に、中部大学・豊明市連携ジュニアセミナー「光る生き物の科学ー見てみよう、探してみよう」を 開催することになりました。小学4〜6年生が対象で、定員は20名となっています。意外と簡単に見つけられる変わった発光生物の探し方を伝授しますので、夏休みの自由研究テーマ探しにいかがでしょう。
豊明市内イベント情報http://www.mb.ccnw.ne.jp/t-kids/wakuwaku/sinaievent.htm
2017.3.27. Photochemistry and Photobiology誌の表紙!
アメリカ光生物学協会が発行する専門誌Photochemistry and Photobiologyの特集号「Basic and Applied Research on Bioluminescence」(Volume 93, March/April, 2017)の表紙カバーの写真に私が主著者となっている総説が選ばれました!なお、同じ号には、コネチカット大学のブランキーニ博士と共著になっている青い幽霊ボタル(Blue Ghost, Phausis reticulata)のルシフェラーゼの論文も掲載されています。
Oba, Y. et al. (2017) Selected Least Studied but not Forgotten Bioluminescent Systems. Photochem. Photobiol.93, 405-415. (Invited review)
Branchini B. R. et al. (2017) Cloning of the Blue Ghost (Phausis reticulata) Luciferase Reveals a Glowing Source of Green Light. Photochem. Photobiol. 93, 473-478.
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/php.2017.93.issue-2/issuetoc
*ちなみに、写真は発光ウロコムシHarmothoe imbricataです。
2017.3.26. 西三河野生生物研究会・三河昆虫研究会合同発表会で基調講演してきました!
以前から仲間に入れていただいていた三河昆虫研究会(会長:大平仁夫博士)と西三河野生生物研究会(会長:田中正明博士)が今年度から総会と研究発表会を合同で行うこととなり、その記念すべき第1回の合同研究会で「遺伝子解析で分かることと分からないこと」という演題で基調講演してきました。
アマチュア生物愛好家の皆さんの生物に関する知識はすごいものがあります。特に、この三河昆虫研究会と西三河野生生物研究会はハイレベルで、むしろこちらが教えてもらう事ばかりです。アマチュア生物愛好家の鋭い自然観察眼と私たちの遺伝子解析技術を組み合わせて、新しい共同研究ができればと思っています。
西三河野生生物研究会のHPhttp://www.geocities.jp/west_mikawa_wildlife/
三河昆虫研究会のHPhttp://sankonken.sakura.ne.jp/
2017.3.24. キュウリエソ!
高知での採取旅行の最終日。ラストチャンスで室戸の漁港に行ってきました。今まで採れたことがなかったキュウリエソ(Maurolicus japonicus)が3個体も採れました!そして、この見事な発光の様子。かっこよすぎ!同行してくださった内藤大河さんに感謝です。
*発光のようすは、腹側から撮影
2017.3.22. 発光魚の採集のため高知大学に来ています!
以前からお世話になっている高知大学理学部の遠藤広光先生のラボを訪れています。院生の内藤さんと佐藤さんにも大変お世話になりました!おかげで、ハダカイワシ類、ヒイラギ類、ツマグロイシモチなどのほか、珍しいヒカリエソ(写真左)も手に入れることができました。ハダカイワシの発光する様子を初めて自分で確認することができて、大満足(写真右)。遠藤研究室の皆さんの魚類に対する知識と熱意には、毎度のことながら圧倒されっぱなしです。
高知大学理学部理学科 海洋生物学研究室のHPhttp://www.kochi-u.ac.jp/w3museum/Fish_Labo/index.html
2017.3.18. 名古屋市科学館でイベントを行いました!
名古屋市科学館【生命ラボ】でホタルミミズを観察してもらうイベントをしました。合計3回行いましたが、毎回満員で、しかも参加した全員に生きたホタルミミズが発光する様子を実際に見てもらうことができました。大成功!
不思議で身近なホタルミミズの観察を通じて、子供たちや若い世代の皆さんが生命科学に対してよりいっそう興味を持つきっかけとなればと思います。名古屋市科学館生命館でこうした啓蒙活動イベントを続けてきた学芸員の尾坂知江子さんの活動努力にも感謝です。
2017.3.3. 蝶の遺伝子解析プロジェクト、開始です!
昨日、以前からお付き合いのある蝶の研究家・白井和伸さんが研究室を訪れ、蝶の遺伝子解析の打ち合わせをしました。蝶の研究プロジェクトを本格的に行うのは研究室では初めて!4月からラボの4年生になる昆虫好きの小池くんが、蝶の遺伝子を解析する意義や面白さなどのレクチャーを受けました。
発光しなくても面白そうなものは何でも研究してます。
2017.3.2. 読者からお手紙をいただきました!
拙著『ホタルの光はなぞだらけ』(くもん出版)を読んだという読者の方からお手紙をいただきました!本を読んで、イソミミズという発光ミミズが砂浜にいると知り、さっそくスコップを持って出かけたけれど、途中で雨が降ってきて発見できませんでした。かわりに、貝殻を拾ってきましたので送ります。という素敵なお手紙でした。
2017.3.1. 名古屋市科学館でイベントやります(3月18日)!
3月18日(土)に名古屋市科学館(名古屋市中区栄)5階の【生命ラボ】でイベントをします。イベントタイトルは「光るミミズについて」です。正午から、午後1時から、午後2時から、の計3回(各20分)。生きたホタルミミズを参加者の皆さんに見ていただく予定です。ちなみに、このホタルミミズ。実は名古屋市科学館のある白川公園にもたくさんいるんです。
この生命ラボリニューアル5周年記念イベントは、他にも催しが盛りだくさん。いろいろなイベントにも是非参加してみてください。
イベントHPhttp://www.ncsm.city.nagoya.jp/visit/attraction/event/2017/_5.html
ポスターPDFhttp://www.ncsm.city.nagoya.jp/visit/attraction/a27ab72d3055b6b469facf6a244b1a833bde794e.pdf(PDF形式:約0KB)
2017.2.28. 名古屋大学の荷物を中部大に運び込みました!
名古屋大にはまだ指導生がいたので、これまで客員准教授として実験器具と院生を名古屋大に置かせてもらっていましたが、新年度を前に、本日、荷物をこちらにほぼすべて運び込みました。おかげで、私の部屋は現在ダンボール箱で埋め尽くされています(ダンボールのうしろが私のスペース)。うーん、せまくてモノだらけの方がかえって落ち着くかも。。
2017.2.25. 八丈サイエンスクラブ研究発表会に参加しました!
八丈島(東京都)の小中学生が行っている八丈サイエンスクラブの研究発表会に参加してきました。みなさんの発表を聞いたあと「八丈島とサイエンス」と題した講演をして、それから、みなさんの発表ひとつ一つに対する講評を述べさせていただきました。この八丈サイエンスクラブは、全国こども科学映像祭などで賞をもらっている実力グループ。八丈島に豊富な発光生物も、いつも研究テーマに取り上げてくれています。
全国こども科学映像祭第15回受賞作品一覧はこちらhttp://www.javea.or.jp/kodomo/prize.html
2017.2.21. Brisith Equipment Publishingのサイトにエッセイが掲載されました!
私が愛好してやまないイギリス科学とイギリス文化に関するエッセイを、イギリス・フェイバリトの聖地ともいうべきお店British Equipment Publishing(BEP)のサイトに寄稿させていただきました。タイトルは「リチャード・ドーキンスとイギリス科学」。ドーキンスと会話をする機会があったときのエピソードにからめて、ポピュラーサイエンスの伝統と系譜を論じています。ちなみに、東京・恵比寿にあるBEPさんには、私のライフスタイルすべてをお世話になってます。東京に行って時間があるとき真っ先に行くのがココ。何かと忙しい最近は、ここに行くのが唯一の趣味だといっても過言ではないかもしれません。
https://britishequipmenttrading.blogspot.jp/2017/02/richard-dawkins-british-science-x.html
*右の写真は、エッセイにも出てくる「ドーキンスの直筆サイン」
2017.2.18. ISBCの学術諮問委員に選出されました!
研究室主催の大場裕一が、発光生物の研究分野では最も大きな学会組織であるISBC(国際生物発光化学発光協会:International Society of Bioluminescence and Chemiluminescence)のScientific Advisory Board(学術諮問委員)に選出されました。
http://www.isbc-society.org/full-width.php?cat=The%20Society&page=NewCouncil&members=members3
ISBCのHPはこちらhttp://www.isbc-society.org/index.php
2017.2.17. 池谷先生が研究室に来られました!
桐蔭学園高校の池谷治義先生が、ラボを訪問してくださいました。ヘイケボタルの生態と飼育を知り尽くしたすごい人。池谷先生のホタルで何報もの論文を書きましたし、何人もの学生が学士や修士や博士を取得しました。もう10年来のお付き合いですが、今でもこちらが学ぶことばかり。良い人と出会って研究が進み、またその研究を通じて人と交流できるというのが、科学の醍醐味です。
2017.2.15. 梨の里小学校で講演してきました!
安城私立梨の里小学校(愛知県安城市)で、4年生全児童90人に身近な光る生きものの不思議について講演しました。後半は、校庭でホタルミミズ探し。最近雨が降っていなかったので探すのは難しかったですが、だいたい半数の児童がホタルミミズを自分で掘り出すことができました。そのあと、教室に戻って発光のようすを観察。みんな、自分が見つけたミミズが光ったことに驚きの声をあげていました。この「不思議だ!」という体験が、一人でも多くの児童がこれから生き物に興味を持つきっかけに繋がればいいなぁ。
*右は、参加してくれた女の子の感想。ホタルミミズが好きになってもらえて嬉しいです。ひまがあれば是非また探してみてください(小学生も忙しいですよね)。
2017.1.4. 魚類学者エリック・ベルテルセン!
コペンハーゲン大学のエリック・ベルテルセン(1912-1993)は、チョウチンアンコウ亜目の分類学的整理、発光、生活環などの研究で多大な業績を残した魚類学者です。チョウチンアンコウのなかまは矮小オスがメスに寄生する種がいることで有名ですが、ベルテルセンは、この現象がすべてのチョウチンアンコウ亜目で見られるわけではないことや、寄生するオスは寄生してしまうと餌を取らなくなる(くっついたメスの組織の一部になってしまう)ことなどを明らかにしています。こうした、一つのことに徹底した専門家の生涯に、私は敬意と関心を持っています。
なにより、この写真!元祖さかなクンです!!
2016.12.26. フロイト、ユングと一緒に写る若き頃の神田左京の写真を発見!
発光生物の研究に半生を捧げた神田左京(1874-1939)は、若いころ心理学を研究していました。1907年に渡米してクラーク大で心理学の修士号を取得しています。その後、ジャック・ロエブに師事して生物学の道に進むのです。
神田は、写真に撮られることを極度に嫌ったとされ、その肖像はほんのわずか(おそらく3枚)しか現存しません。今回私がたまたま見つけたこの写真はおそらく4例目になると思われます。しかも、フロイトがたった一度だけアメリカに行ったそのときに、フロイトやユングと一緒に並んで写っているのです。
その後の神田を襲った苦難の末に人嫌いになってしまったのかもしれませんが(少しわかります、その気持ち)、この写真にはまだ若き日の希望の眼差しが感じられます。
写真の元サイトhttps://www2.clarku.edu/micro/freudcentennial/images/1909Psychconference_1000i.jpg
写真(拡大)の右端中段が神田左京。左下の白髭がフロイト、その右隣に立つ長身の男がユング。なお、神田の後ろにいる神田を見下ろしているかのような人物は優生学で悪名高いゴダードである。
2016.12.21. チャレンジサイト企画第4弾ーホタルミミズを探そうーを実施しました!
中部大学チャレンジサイトの企画第4弾「中部大学キャンパス内でホタルミミズを探そう」を実施しました。応用生物学部の1年生と2年生と大学院生、合計16人の参加がありました。1人を除く全員がホタルミミズを自分で見つけ、実験室でその発光を確認してもらうことができました。こんなに身近なところにも不思議な生物がいることに驚きの声が上がっていました。
中部大学チャレンジ・サイトのHPhttps://www3.chubu.ac.jp/challenge_site/
2016.12.16. 日本の発光生物学の原点! 神田左京『光る生物』
私が手にしているのは、前にも紹介した神田左京の『光る生物』です。私の本棚にあるのは2冊とも大正12年の再版ですが、なぜか表紙が黒のものと白のものがあります(どちらかがレアだったりするのかな?)。日本で発光生物を主題にした本は、これが最初です。ここから日本の発光生物学の歴史は始まったのです。
実は、神田左京は、死の前に『生物の発光』という集大成の原稿をまとめつつありました。しかし、彼の死後にこの出版が決まって3校まで進んだとき、戦災により原稿もろともすべてが焼失してしまったのだそうです。日本の発光生物学の歴史にとって、この本が日の目を見なかったことは実に惜しいことです。いったいどんなことが書かれていたのでしょう。
神田の発光生物学に対する情熱は、横須賀市博物館の羽根田に引き継がれました。日本の発光生物学の父・羽根田弥太は、自身の研究の集大成を『発光生物』(1985)として残してくれました。この本は今でも私たちのバイブルです。しかし、この本も最近とうとう絶版になってしまいました。
思うに、私のやっていることというのは、神田左京と羽根田弥太という偉大な先人たちが残した研究の「付け足し」に過ぎません。現代の写真技術のおかげで見栄えのする本はできますが、神田と羽根田が行った発光生物学と今とでどう変わったかというと、たいして進んではいないのですから。
「光る生物」の全文が青空文庫で読めますhttp://www.aozora.gr.jp/cards/001731/files/55428_53331.html
2016.12.6. 「昆虫と自然」の12月号に解説がでました!
数少ない昆虫の科学を扱う雑誌「昆虫と自然」の2016年12月号に、私の書いた解説記事が掲載されました。タイトルは「昆虫の発光」です(出版社の方が付けた仮タイトルそのままです)。今回は、基生研の新美輝幸先生がとりまとめた特集「昆虫の新奇形質」のなかのひとつになります。
大場裕一(2016)昆虫の発光.昆虫と自然 Vol. 51, No. 13(12月号)pp. 12-15.
http://www.hokuryukan-ns.co.jp/magazines/06insect/i2016_12.html
2016.12.5. 八丈島に行ってきました!
共同研究者であり友人である八丈島発光生物研究所の所長ヴィクトール・ベノ・マイヤーロホ博士(2005年イグノーベル賞:写真中)との研究打ち合わせのために八丈島に行ってきました!写真左は、ヤスデを研究している富山県大の石田裕幸博士。3人ならんでいつもの民宿「ガーデン荘」の前で記念写真。一泊でしたが大いに研究談義をして非常に有益な時間を過ごしました。八丈島は30回目くらいかな。
ベノ先生のウィークリーサイエンスエッセイのブログ(ベノさんの博覧強記ぶりが炸裂です!)
https://bioforthebiobuff.wordpress.com/
2016.12.2. QUANTA MAGAZINEにインタビューが紹介されました!
米サイモンズ財団の科学広報誌QUANTA MAGAZINEに、私がインタビューを受けた記事が掲載されました!他にも、友人のスティーブ・ハドック博士やワレン・フランシス博士もインタビューに答えています。電話で30分ほどインタビューを受けましたが、英語での電話回答はしんどかったです。でも言いたいことはだいたい伝えたかな。
BIOLUMINESCENCE: In the Deep, Clues to How Life Makes Ligth
https://www.quantamagazine.org/20161201-how-life-makes-light-bioluminescence/
2016.11.29. 別所くん(D3・名古屋大G)の論文がLuminescenceに受理されました!
名古屋大Gの別所学くん(D3)が筆頭著者になっている論文が発光科学の専門誌Luminescenceに本日受理されました!
Bessho-Uehara, M., *Oba Y. (2016) Identification and characterization of the Luc2-type luciferase in the Japanese firefly, Luciola parvula, involved in a dim luminescence in immobile stages. Luminescence (in press).
日本産陸生ホタルであるヒメボタルもルシフェラーゼを2つ持っていることをはじめて明らかにしました。下の写真は、ヒメボタルの蛹。おしりは黄色く光っていますが、頭の方はもうひとつのルシフェラーゼの働きで緑色に光っています。ヒメボタルの蛹は2色に光っているのです。
2016.11.26. 中部大学・ジュニアセミナーを開催しました!(11月26日)
当初の定員を超えて合計27組の親子が参加して下さいました。中部大キャンパス内で参加者全員がホタルミミズを発見し、その発光するようすを見てもらうことができました。お天気にも恵まれ、大成功でした。
2016.11.20. 神田左京の名著『ホタル』の函あり完品を手に入れました!
ホタルの研究・発光生物の研究に生涯を捧げた孤高の研究者・神田左京の幻の著作『ホタル』(昭和10年)の完品が手に入りました!大学図書館で登録抹消された函ナシは所有していましたが、函ツキは見たのも初めて。経年ヤケは仕方ないとして、ミントコンディションの見事な一冊です。ついでに、神田左京の『光る生物』(大正12年)も函ツキを入手!当時、白いカバーと黒いカバーの2種類があったことを初めて知りました。発光生物マニア必携の2冊が完品で手に入って、もう言うことがありません。
2016.11.15 日露伯共同合作の論文が生物発光化学発光の専門誌に受理されました!
生物発光研究のトップランナーであるロシア科学アカデミーのイリア・ヤンポルスキー博士チーム、ブラジル・サンパウロ大学のカシウス・ステヴァニ博士チームとの共同合作による論文が生物発光化学発光の専門誌Photochemistry and Photobiologyに受理されました(2016. 11. 15.)。
これから3国共同の研究をスタートする開始宣言のような論文で、「発光メカニズムはあまり分かっていないが、明らかに新規なメカニズムを持っていて、今後の解明が期待される10の生物」をレビューしたものです(査読あり招待レビュー論文)。私が筆頭著者と連絡著者(ヤンポルスキーとのco-corresponding)になっています。(写真は論文にも登場するヒメギボシムシとその発光)
*Oba, Y., Stevani, C. V., Oliveira, A. G., Tsarkova, A. S., Chepurnykh T. V. and *Yampolsky, I. V. (2017) Selected least studied but not forgotten bioluminescent systems. Photochem. Photobiol. 93, 405-415.
→2016. 12. 31.(大晦日)にオンライン公開されました。
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/php.12704/full
2016.11.11. ジョゼくん(D1)の発光魚に関するレビュー論文が出ました!
ジョゼ・パイティオくんが来日前から書き始めていた発光魚に関する素晴らしい総説がようやく出ました。
Jose Paitio, Yuichi Oba*, Victor B. Meyer-Rochow (2016) Bioluminescent Fishes and their Eyes. In: Luminescence – An Outlook on the Phenomena and thier Applications (J. Thirumalai, Ed.), Chapter 12, pp. 297-332. InTech, Croatia.
2016.10.29. 「恐竜はホタルを見たか」の書評がウェブで全文読めるようになりました!
以前『プレジデント』誌の掲載された『恐竜はホタルを見たか』の書評が、PRESIDENT Onlineで全文読めるようになりました。評者はスーパー火山学者の鎌田浩毅さん。
@niftyニュースhttp://president.jp/articles/-/20463
2016.10.24. SENRI LF Newsに研究室が紹介されました!
基礎医学系の情報誌「千里ライフサイエンス振興財団ニュース」No. 79のコーナー「解体新書Report」に私たちの研究室と研究が紹介されました。
生命科学のフロンティアその66「進化の視点から発光生物の不思議に迫る」
全文はこちらから(近日公開予定)http://www.senri-life.or.jp/senri-lf-1.html
2016.10.21. 中部大学ANTENNAに研究紹介の記事が掲載されました!
中部大学学園報ANTENNA No.134の 「ACCADEMIA」のコーナーに、研究が紹介されました。
大場裕一「白亜紀の森に住むホタルにいったい何が起こったのか」(ANTENNA No.134 2016.10., p9)
中部大学内の方は全文こちらから(要認証)https://www2.chubu.ac.jp/faculty_staff/digibook/antenna/134/
2016.10.16. 毎日小学生新聞に発光生物の紹介が出ました!
以前、ささきありさん(児童文学作家)に取材していただいた発光生物の解説記事が、10月9日付の毎日小学生新聞「きょうのなぜ?」に掲載されました。小学生向けですが、なかなか高度な内容です。
きょうのなぜ?「発光生物はなぜ光る?」http://mainichi.jp/articles/20161009/kei/00s/00s/016000c
2016.10.15. チャレンジサイトでツキヨタケ観察に行ってきました!
中部大チャレンジサイト企画の第3弾は、ツキヨタケ観察会。ちゃんとツキヨタケが生えてるか行ってみるまで心配でしたが、結果は写真のとおり!ちなみにツキヨタケは猛毒ですから食べてはいけません。
2016.10.13. 蟹江くんが、天然有機化合物討論会の奨励賞を受賞しました!
9月14日〜16日に仙台市で開催された天然物有機科学者たちの晴れ舞台「天然有機化合物討論会」で、名古屋大Gの蟹江秀星くん(D2)が、ホタルルシフェリンのワンポット反応に関する発表で奨励賞を受賞しました!
受賞者リストはこちらhttp://www.tennenyuuki.ne.jp
受賞対象となった論文はこちらhttp://www.nature.com/articles/srep24794
2016.10.12. 小林淳一先生にご講演いただきました!
小林淳一先生(北海道大学薬学部名誉教授・海洋天然物有機化学)が、ご講演の前に私の研究室を訪ねてくださいました。小林先生は、私の恩師である故・中村英士先生と三菱化成生命研時代の同友。小林先生の「面白いからやるんだよ、どうなってもいいという覚悟でね」という言葉は、まさに中村先生が私に教えてくださったことと同じで、感激するとともに勇気づけられました。お話を伺って、あらためて天然物有機化学の面白さを知った思いがします。写真右は、やはり同じ頃に生命研におられた町田千代子教授(中部大)。30数年ぶりだそうです。
2016.10.10. 青い幽霊ボタルの論文が出ました!
北米に棲む「青い幽霊ボタル」(Blue ghost firefly)のルシフェラーゼに関する論文がでました!
Branchini, B.R., Southworth, T.L., Salituro, L.J., Fontaine, D.M. and Y. Oba (2016) Cloning of the blue ghost (Phausis reticulata) luciferase reveals a glowing source of green light. Photochem. Photobiol. 93, 473-478.
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/php.12649/abstract
青く光ると言われていたけど、ルシフェラーゼをクローニングして真の発光色を調べてみたら緑色でした、野外で青く見えたのはプルキンエ効果(色の錯覚)でしょう、という論文です。こういう「へぇ〜!だから何?」という論文、好きです。主著者・連絡著者は、ホタルルシフェラーゼ研究の大御所ブルース・ブランキーニ博士。共著にしていただき光栄です。
面白いのは、ルシフェラーゼを見る限り、こいつが日本のミナミボタル(Drilaster)やクシヒゲボタル(Stenocladius)に近かったということ。これまではマドボタル亜科(Lampyrinae)に属すると思われていたのに(実際、前胸に2箇所「窓」がある)、どうやら違うようです。
2016.10.6. 発光ゴカイがようやく採れました!
発光ゴカイOdontosyllis sp.を採るために何度か滑川市(富山県)に通いましたが、ようやく採集することができました。藤森憲臣さん(D1)の熱意と、魚津水族館の皆さまのご協力のおかげです。
一年にワンシーズンだけ、しかも日没から僅か30分程度の短い時間にのみ現れるこの不思議な発光生物には、不思議がいっぱいです。
2016.9.29. 入善町(富山県)の深層水活用施設を見学に行ってきました!
中部大Gと名古屋大Gのメンバー合同で、入善海洋深層水活用施設の見学に行ってきました。海面下384メートルの深海から汲み上げられる深層水には、発光性カイアシ類Metridia pacificaと発光性貝虫類Conchoecia pseudodiscophoraが生きたままたくさん入っていて、以前から研究に活用させていただいています。
入善海洋深層水活用施設http://www.nyuzen-kanko.jp/asobu_manabu/585/
2016.9.27. 大平仁夫博士が、研究室を訪問されました!
コメツキムシ科の分類研究において世界的に著名な大平仁夫先生が、私の研究室を訪問されました。帰りに、鶴舞の中部大学・蝶類研究資料館を見学していただきました。大平先生には、かれこれ10年以上ご指導を頂いています。
2016.9.20. 雑誌「リケジョ」に研究が紹介されました!
理系女子応援間マガジン「Rikejo」(講談社)の9月号に、私たちの発光キノコの研究が紹介されました。不思議な発光キノコの魅力が理系女子のみなさんに伝わると嬉しいです。
2016.9.8. ささきありさんが取材に来てくださいました!
児童文学作家のささきありさんが新聞記事の取材で訪問してくださいました。うちの子が気に入っている読み聞かせ本の作者さんだったので、僕も熱心にいろいろ質問してしまいました。ありがとうございました。
男の子が喜ぶ名作絵本、オススメです:https://www.amazon.co.jp/dp/4791620690/
2016.9.7. TBSラジオ「夢★夢エンジン!」の放送内容を番組HPから聴くことができます!
9月3日に放送された内容を番組HPのTBSラジオCLOUDで聴くことができます。配信は2016年12月7日までですので、どうぞお聞き逃しなく!(→配信は2030年(!)1月1日まで延長されていました)。
https://radiocloud.jp/archive/yumeyume
また、放送後記(内容まとめ)も閲覧できますので、こちらもどうぞ。
2016.9.1. チャレンジサイト・プロジェクトで篠島に行ってきました!
中部大チャレンジサイトの第二弾で、学生さんたちと三河湾の篠島に行ってきました。ウミホタルを捕まえて、発光する様子を観察しました。ふと見上げると一面の星空が!イソミミズとヤコウチュウも採れて、発光生物づくしのツアーでした。
https://www3.chubu.ac.jp/challenge_site/news/10156/
2016.8.30. NHKスペシャル「ディープオーシャン」の再放送は今夜24:10からです!
8月28日に放送されたNHKスペシャル「ディープオーシャン 潜入!深海大峡谷 光る生物たちの王国」の再放送のご案内です。私も知らなかった驚くべき深海発光生物の発光シーンが満載!初回放送を見逃した方は必見です。
http://www.nhk.or.jp/nature/feature/deepocean/
2016.8.28. NHKスペシャル「ディープオーシャン」に出演しました!
本日(8月28日)放送のNHKスペシャル「ディープオーシャン 潜入!深海大峡谷 光る生物たちの王国」の最後の方にちらっと登場しました。
http://www.nhk.or.jp/nature/feature/deepocean/
発光生物の王国である深海の世界に多くの発光生物をもたらしたのは発光性カイアシ類の出現が鍵である、という私の説が取り上げられています。このあたりの話は、近著『恐竜はホタルを見たか』(岩波科学ライブラリー)でもより深く解説しています。
http://www.amazon.co.jp/dp/4000296493
2016.8.25. TBSラジオ「夢★夢エンジン」のOAが9月3日深夜に決まりました!
赤坂TBSスタジオで収録したラジオ番組の放送日が9月3日(土)深夜24:30からに決定しました。松尾貴史さんのツッコミを受けながら発光生物の不思議について頑張って語りましたので、ぜひお聴きください。
http://www.tbsradio.jp/yumeyume/
2016.8.24. 中部大学・秋の講座でジュニアセミナーを開催します!(11月26日)
中部大学エクステンションセンターの2016年秋講座では、地域連携講座としてジュニアセミナー「いろいろな光る生きもの〜探してみよう・光らせてみよう」を開催します。対象は春日井市内の小学4〜6年生。場所は中部大学。日程は11月26日10:00〜11:30です。みんなで光るミミズ「ホタルミミズ」を探してみようという企画です。
https://www3.chubu.ac.jp/extension/openlecture/archive/2016/autumn/
2016.8.17. 雑誌「化学」の書評ページに著書が紹介されました!
化学同人の雑誌「化学」2016年9月号のブックレビュー欄に著書が紹介されました。評者は、電通大の平野誉教授です。実は、この本を出版する前に平野先生には原稿に目を通していただいて、多くの私の認識不足を正していただきました。ありがとうございました。
http://www.kagakudojin.co.jp/book/b243657.html
2016.8.15. 雑誌ミセスの書評ページに著書が紹介されました!
文化出版局の雑誌「ミセス」2016年9月号のブックレビュー欄に著書が紹介されました。評者は、斎藤美奈子さん。斎藤さんの本は前からいろいろ読んでいたので、評価いただけて嬉しいです(又吉さんの本とお隣になりました!)。ハイセンスなミセスの皆さんにも「恐竜はホタルを見たか」、読んでもらえると嬉しいなぁ。
2016.8.8. 雑誌PRESIDENTの書評欄に著書が紹介されました!
本日発売の雑誌「プレジデント」8月29日号の新刊書評のページ「本の時間」に著書「恐竜はホタルを見たか」(岩波科学ライブラリー)が1ページを割いて大きく紹介されました。書評を書いてくださったのは、京大の鎌田浩毅さん。鎌田先生の本のファンである私としてはとても嬉しいです!また、専門家が科学書を書くことの重要性について強調してくださったことにも感謝。まったくそのとおりです。
http://www.president.co.jp/pre/new/
2016.8.7. 高校生になった中嶋くんが訪ねてきてくれました!
以前、愛知県内の中学校で講演をしたときに興味を持ってくれた中嶋くんが、高校生になって私のところを訪ねてきてくれました。将来は研究者になりたいということで、研究者のことや大学のことをたくさん話しました。若いのに江戸川乱歩のファンだそうで、意気投合。読書家の中嶋くんにはおみやげに著書を謹呈しました。
2016.8.5. 中部大学・蝶類研究資料館がニュースで紹介されました!
中部大学・蝶類研究資料館の一般公開模様が今朝のNHKニュースで紹介されました。
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20160805/4356671.html
名古屋キャンパスでは、引き続き8/5, 8/16-19, 8/22-26, 8/29-31の期間、一般公開をしています。
https://www.chubu.ac.jp/future_events/detail-768.html
藤岡コレクションのすごさについては、昆虫DNA研究会でもお世話になっている昆虫文献六本脚さんのサイトをご参照ください。http://kawamo.co.jp/roppon-ashi/sub649.htm
2016.7.31. 夏休み親子学習会で講演してきました!
西三河野生生物研究会が主催する安城市夏休み親子学習会で、身近な発光生物とその探し方について紹介し、さいごに乾燥ウミホタルを使った簡単な発光実験を子供たちにやってもらいました。「わー、すごく光っている!」と歓声があちこちから上がり、大好評のようすでした。
主催の西三河野生生物研究会のサイトhttp://blogs.yahoo.co.jp/west_mikawa_wildlife
2016.7.30. 中部大学・蝶類研究資料館オープニングセレモニー!
中部大学名古屋キャンパスに新しくできた「蝶類研究資料館」のオープニングセレモニーに出席してきました。多くのご来賓をお迎えした式典の中、研究資料館の紹介をさせていただきました。さすがに緊張しました。
https://www.facebook.com/ChubuUniversity/photos/?tab=album&album_id=1240907822610404
写真は、学園広報制作課の佐久間好久さんが撮ってくれました。
2016.7.27. 雑誌「化学」に、私たちの研究が紹介されました!
雑誌「化学」(化学同人)7月号の「今月のヘッドライン」に、私たちの研究成果が紹介されました。
●『ホタルの発光物質を簡単合成』化学 Vol.71 No.7 (2016)
2016.7.25. 日経サイエンスの書評欄に著書が紹介されました!
日経サイエンス9月号の「森山和道の読書日記」に大場裕一の著書「恐竜はホタルを見たか」が紹介されました。
2016.7.21. 愛教大付属中の生徒さんが発光ミミズの研究取材に来ました!
愛知教育大学付属岡崎中学の生徒さんが、「総合的な学習」の一環として、発光ミミズ(ホタルミミズ、イソミミズ)の研究取材に来てくれました。
2016.7.18. 著書が新聞の読書欄に紹介されました!
大場裕一の最新刊「恐竜はホタルを見たか」(岩波科学ライブラリー)が公明新聞2016年7月18日(日)の読書欄に紹介されました。
2016.7.12. NHKスペシャルで深海発光生物!
2016年8月28日(日)午後9:00から、NHKスペシャル「シリーズ ディープ・オーシャン:潜入!深海大渓谷 光る生物たちの王国」が放送予定です。私(大場裕一)も少し出演予定です(中部大で収録しました)。
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20160828
2016.7.11. 雑誌「科学」に研究紹介の記事が載りました!
岩波書店の老舗雑誌「科学」2016年7月号の「科学通信」コーナーに私たちの研究を紹介した記事が掲載されました。
大場裕一「試験管の中に現れた原初ホタルの亡霊」
http://www.iwanami.co.jp/kagaku/index.html
2016.7.4. TBSラジオ「夢★夢Engine!」の収録がありました!
TBSラジオで毎週土曜日24:30〜25:00放送のサイエンストーク番組「夢★夢Engine!」の収録のため、赤坂TBSスタジオに行ってきました。パーソナリティーは松尾貴史さん、アシスタントは加藤シルビアさんです。放送は9月頭の予定です。番組HPからも視聴できます。
http://www.tbsradio.jp/yumeyume/
2016.7.1. 中部大学Webマガジン「話題の先生」に紹介されました!
中部大学WebマガジンMonthly Chubu 7・8月号「話題の先生」に大場裕一と研究室が紹介されています!
https://www3.chubu.ac.jp/monthly/news/10067/
2016.6.28. 中日春秋に著書が紹介されました!
2016年6月28日の中日新聞朝刊第一面「中日春秋」に、大場裕一の近刊「恐竜はホタルを見たか」(岩波化学ライブラリー)の内容が紹介されました。
http://www.chunichi.co.jp/article/column/syunju/CK2016062802000113.html
2016.6.28. パンハ先生と熊澤先生が研究室を訪問!
タイ・チュラロンコン大学・教授/タイ生物多様性中核拠点・所長のパンハ先生(Prof. Somsak Panha) が、私たち発光生物学研究室を訪問されました(写真左)。共同研究の打ち合わせ、採集調査、講演会などを行い、交流を深めました。魚類の分子系統解析と分子系統地理学で著名な名市大・熊澤慶伯教授も、パンハ先生の来日に合わせて私たちの研究室を訪問されました。ありがとうございました(写真右)。
2016.6.27. 岡崎ホタル学校での講演会のようすが岡崎市環境保全課のブログに登場!
6月11日に岡崎ホタル学校で行った講演会のようすが、岡崎市環境保全課のブログ「水とみどりの森の駅」で紹介されています。
http://sizentaikennomori.boo-log.com/e368134.html
2016.6.22. 内藤将志君がESD研究・活動発表会で発表しました!
第7回中部大学ESD研究・活動発表会で、内藤将志君(D1)が「発光生物学とアウトリーチ」というタイトルで発表しました。
私たちは、発光生物学を通じたESD活動にも力を入れています。
2016.6.18. 共同研究をした淡路島の高校生が新聞に紹介されました!
淡路島で最初のイソミミズ(発光ミミズ)の論文を発表した洲本高校の原直誉くんが、神戸新聞に紹介されました。
http://www.kobe-np.co.jp/news/awaji/201606/0009196295.shtml
論文PDF:
http://www.hotaru-museum.jp/pamphlet/images/bul2015/2%20Hara%20et%20al.%81i2016%81j.pdf(PDF形式:約0KB)
2016.6.16. 土曜市民講座サタデープログラムで講演します!
2016年6月25日(土)に東海高校・中学校で講演をします。
講演タイトルは「恐竜はホタルを見たかー陸と海を照らす発光生物たちの進化ー」です。
講演時間は、午後2時00分〜3時30分です。参加無料ですが、申し込み手続きが必要です。
当日は全49講座!尾木直樹さん(尾木ママ)の講演もあります。
2016.6.6. ロシア科学アカデミーのヤンポルスキー博士が研究室を訪問されました
生物発光の化学で世界を圧倒的にリードするロシア科学アカデミーの若きチームリーダー、イリア・ヤンポルスキー博士(Dr. Ilia Yampolsky)が、私たちの研究室を訪問されました。
第2回生物機能開発研究所講演会(O-say Open Seminarとの共同開催)でも話をしていただきました。共同研究の打ち合わせも含めて、交流を深めることができました。
2016.6.6. 岡崎市のホタル学校で講演します!
2016年6月11日(土)に岡崎市ホタル学校で講演会をします。
講演タイトルは「光る生きものはなぜ光る?」です。
講演時間は、午後5時30分〜7時00分です。
そのあと、ホタル学校のすぐ横にある鳥川でゲンジボタルの乱舞を鑑賞できます。
パンフレットはこちら→
http://www.morinoeki.jp/hotaru_gakkou/download/280611_hotaru_koenkai.pdf(PDF形式:約0KB)
2016.6.2. 私たちの研究がニュースで紹介されました!
ホタルはなぜ光る?謎解明に光(NHKほっとイブニング PM 6:10〜)
2016.6.1. 丸善中部大学売店に、大場裕一の本コーナー!
現在、中部大学の本屋さんに「大場裕一の本」のコーナーを作っていただき、全著作が並んでいます。
この機会にぜひどうぞ。どなたでも10%引きだそうです(図書券、図書カード利用の場合は除く)。
2016.5.27. 岩波科学ライブラリーから新しい本が出ました!
大場裕一『恐竜はホタルを見たかーー発光生物が照らす進化の謎』岩波科学ライブラリー249
http://www.amazon.co.jp/dp/4000296493
2016.5.9. 講演会のようすが静岡新聞に紹介されました!
静岡新聞「光る生き物を紹介 中部大の大場准教授 サクラエビ解説も 静岡科学館」
2016.5.7. 私たちの研究が新聞各紙に紹介されました!
中日新聞「ホタルの光 簡単作り方 中部大准教授ら発見」朝刊33面
日本経済新聞「ホタル発光物質 水中で混ぜ合成 中部大・名大チーム」朝刊38面
ほか、毎日新聞、京都新聞など
https://www3.chubu.ac.jp/research/news/9883/
http://edu.chunichi.co.jp/?action_kanren_detail=true&action=education&no=7174
http://mainichi.jp/articles/20160507/ddq/041/040/004000c
http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20160506000074