山本 敦 研究室

新規不斉光学検出器の開発

BSE問題や雪印乳業事件等の一連の不祥事を経て、国民の「食の安心・安全」に対する関心は高まりを見せている。 しかし、消費者の安心・安全を担保するだけの法整備、食品のチェック体制は不十分といわねばならない。食品偽和(Adulteration)成分の一つに、ラセミ化成品があり、その使用実態は皆目明らかではない。

当研究室では

これらラセミ体を選択的に検出できる、旋光度や円二色性といった不斉光学検出法の開発を試みている。