横手直美研究室

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帝王切開分娩時のケア

帝王切開で子どもを出産する女性は5人に1人になっています。入院期間は平均8日と短縮化するなかで、身体面でのケアは標準化され、内容も充実してきていますが、心理面でのケアは決して十分とはいえません。

筆者はこれまでに当事者(女性、その夫、担当助産師)へのインタビューや、施設を対象とした全国調査、実際に帝王切開分娩を経験された女性を対象としたインターネット調査を実施してきました。現在は科研費の助成を受けて、緊急帝王切開分娩の母親への看護支援に関するガイドライン開発ための研究を行っています。

【ご案内】2015年3月8日(日曜日)午後1時00分~「帝王切開分娩の情報提供のあり方を考えるシンポジウム」を開催します(参加費:無料、本学 名古屋キャンパスにて)。

ご参加を心よりお待ちしております。

分娩に起因した女性のトラウマ

妊娠・出産は女性にとって、喜ばしい一大イベントのはずですが、稀に出産がつらい体験となり、トラウマとして残ることがあります。これは女性だけの問題でなく、その赤ちゃんやご家族にも好ましくない影響をもたらします。

欧米では分娩に起因したPTSD(心的外傷後ストレス障害)の発生率や看護者による早期介入の研究などが進んでいますが、わが国ではその実態も十分明らかとはなっていません。そこで、日本人女性の分娩時のトラウマ体験とその関連要因について研究しています。

マタニティ/ベビーエクササイズの効果

マタニティ/ベビーエクササイズ

現在、マタニティビクス、スイミング、ヨーガ、ベビースイミング、ベビービクスなどたくさんのプログラムが普及しています。

筆者自身がマタニティビクス、ベビービクスのインストラクターであり、たんにエクササイズとしての効果だけでなく、ママに対する心理的効果や母子相互作用の促進効果があると実感しています。そこで、こうしたエクササイズを活用した子育て支援の可能性を研究をとおして明らかにすることを目指しています。

※子育てセミナー、ベビービクス講習会のページから、詳細がご覧になれます。

共同研究・大学院進学を検討中の方へ

※上記の研究に興味のある方、大学院進学を検討している方は、下記へご連絡ください。

E-mail:yokote☆isc.chubu.ac.jp(☆を@にして送信してください。)