CU-Robocon2024では次のようにローカルルールを設ける。
ルールの優先度について
ルールについては、CU-ロボコンのローカルルールと“WRO 国際大会の General ルール”に準じて実施いたしますが、以下の1～8の階層で“上”に記載されているものを優先する。
1．CU-Robocon 競技委員会の競技会当日の判断
2．CU-Robocon のローカルルール公表後の追加事項
（※サプライズルールは競技会前日に発表する。）
3．CU-Robocon のローカルルール
4．WRO Japan の FAQ
5．WRO 国際大会の FAQ
6．WRO Japan の General ルール
7．WRO 国際大会の シニア競技ルール
8．WRO 国際大会の General ルール
サプライズルールについて
CU-Robocon2024ではサプライズルールを設ける。競技会前日（試走会）において同ルールを公表する。公表後、サプライズルールはHP上でも公開する。
ロボットに関する事項
１．使用可能部品について、今年度は経過措置として HiTechnic 製センサーを使用できる。
※2024年の世界大会・Japan決勝大会ではHiTechnic製のカラーセンサーの使用が禁止されたが、本大会では経過措置としてHiTechnic製のカラーセンサーの使用を認める。ただし、Japan決勝大会へ進出した場合、HiTechnic製のカラーセンサーの使用は認められないので注意すること。
２．プログラム転送方法(有線／無線)を受付時に申告する。
３．競技会ではコントローラ、シャシ、PC またはタブレットは各1台のみピットに持ち込める。
４．試走、練習時にフィールド脇に PC を持ち込んでの調整は禁止する。
５．ロボットは組立済みで持込可能、競技会当日に組立ての時間は設けない。
６．車検開始後の練習走行はできない。
７．ロボットは車検時にケーブルを含めて指定された大きさ(W250mm x H250mm x D250mm)を超えてはならない。すなわち車検時に使用するアクリル製ケース内部に触れてはならない。(車検終了時までに要調整完了、できなければその回はエキシビション)
８．車検時のプログラム名の確認に関して
・実行プログラムの名前を車検時に確認するので、チームメンバーは実行プログラムを審判に提示できるようにしておく。
・競技に使用するプログラム以外は全て消去しておく。ただし、EV3においてメインプログラムに必要なサブプログラムやマイブロックは残っていてもよい。
・実行プログラム名は「runWRO」にすること。もし、プログラム名を変更できない場合は車検時に審判に申し出ること。
・実行ファイルの命名規則は WRO Japan GeneralRules 8.3.8 に準じる。
９．車検時に Wi-Fi, Bluetooth の機能がオフになっていることをコントローラの画面上で確認するので、審判に見せられるように用意する。
10．車検時の修正作業について、時間がかかる修正の場合は一旦ピットに持ち帰って、修正した後に再度車検待ちの行列に並ぶ運用とする。
11．再車検も含めてすべてのロボットは車検終了時刻までに車検を受けて合格する必要がある。
12．車検終了時刻に待ち行列に並んでいない場合、車検を受けられない。
13．審判は車検後にロボットの電源を切らない。ロボットはチームの判断で電源を入れたままでもよいし、バッテリの残容量が気になる場合は切っておくこともできる。
14．車検時と競技開始時それぞれで、描画されている既定の大きさの枠内にロボット全体が収まる必要がある。両者で枠に対するロボットの置き方が異なると片方は枠内に収まるが、片方ははみ出してしまう可能性がある。競技に参加するには、車検時と競技開始時の「両方」で枠内に収まる必要があるので注意する。
競技のルールやレギュレーションに関する事項
１．フィールド上のオブジェクトの配置は事前に複数個のパターンを作成しておき、競技会当日朝の抽選により決定する。
２．オブジェクトがエリア内外のどちらにあるかの判定は、ルールに明記されていない場合はすべて接地面のみで行う。
３．競技会が始まる前に PC 等の Wifi, Bluetooth の機能を確実にオフにする。競技会中に違反を見つけたら失格とする。
４．スタート時のロボットはフィールド上への投影でケーブルを含めてロボット「全体」が所定のエリア内に収まる必要がある。（60秒以内に要調整完了、できなければその回はエキシビション）
５．競技中にチームメンバーがフィールドやオブジェクトに触ると、その回は失格、エキシビションとなる。
６．競技終了時の”STOP” のコールは、審判にわかるようにはっきり伝える。”STOP” のコールが審判に伝わらないと時計が止まらないので注意する。
７．”STOP” のコールとロボットの停止による競技終了以外は、競技時間を120 秒と記録する。
８．エクストラチャレンジ競技ルールは設定しない。
競技順位に関する事項
１．レギュラーミッション（事前に公開済のルールに沿った競技）を2回実施し、今回は両方の得点の合計点で順位を決定する。以下では2回の競技の結果で高得点だった回をベストスコア、低得点だった回をセカンドスコアと表す。
1）2回の競技の合計得点の高い順
2）1.が同点の場合，2回の競技時間の合計時間の早い順
3）2.が同点の場合，ベストスコアの得点の高い順
4）3.が同点の場合，ベストスコアの時間の早い順
5）4.が同点の場合，セカンドスコアの得点の高い順
6）5.が同点の場合，セカンドスコアの時間の早い順
7）6.が同点の場合，同率の順位とする
２．WRO Japan2024 決勝大会への出場枠は5枠。優勝チームは8月25日の決勝ラウンドへ、2～5位の4チームは8月24日の予選ラウンドへ出場できる。
2024年7月17日
中部大学CU-Robocon運営委員会