2026.7.15. 怪談牡丹灯籠の浮世絵

新しく蛍絵(蛍の出てくる浮世絵のことを勝手にそう呼んでます)を入手!蛍絵はだいたい調べ尽くして世の中に120点くらいありそうだということは把握していましたが、これは完全にノーマークだった。だって、画題に蛍の文字が入ってないし、そもそも「怪談牡丹灯籠」にはホタルは出てこないですから(同じ三遊亭円朝の「怪談乳房榎」には出てくる)。
歌川国政の1892年(明治25年)の作。この頃には夏目漱石はもう大学生だし、そんな昔の作品ではありません。でも、浮世絵らしい雰囲気と、なんといっても構図が良い。実際に上演された歌舞伎の場面を描いてるはずなんだけど、幽霊の2人がボワンと煙のようなものから現れて、ホタルが現実の暗闇と幽霊の間を行き来して繋いでいます。お米とお露の2人にうっすら影があるのは幽霊だから?
実際の上演でもホタルが出てくる仕掛けがあったんでしょうかね。当時大変評判になった上演だったそうです。
2026.7.12. 「中日こどもWEEKLY」に著書が紹介されてました!

中日新聞が出している「中日こどもWEELKY」を長く購読しています。はじめは子供のためにと思って取り始めたのだけれど、ニュースや地域の出来事がわかりやすく面白く紹介されているので、今はむしろ大人のほうが楽しみにしているかも。
今朝、なんとなく今週号を読んでたら、妻が横から「あっ!」というので、何かと思ったら私の本が大きく紹介されていてびっくりした(小さい記事の方を読んでて気が付かなかった)。
長年の「中日こどもWEELKY」ファンとして、とても嬉しい。
2026.6.19. ジュンク堂のギャラリー展示は今週まで

ジュンク堂名古屋栄店での私の新しい本『ホタルのことばが知りたい』のギャラリー展は、今週までです。私のコレクションから、大正時代の珍しい蛍狩りの図皿、深海を描いた1922年のイギリスの博物画、発光器がみごとなギンハダカの液浸標本、タイの発光カタツムリのリアルフィギュアなんかも展示してます。タペストリーは、名古屋大学博物館の特別展のときに使ったやつ(許可もらって使用してます)。私も見に行ってきました。今週末が最後のチャンスです。本も売ってますよ。
終了しました。来てくださった方々、ありがとうございました!
2026.6.2. 今日から出版記念ギャラリー展

私の新刊『ホタルのことばが知りたい』の出版記念ギャラリー展示が今日から3週間の予定でジュンク堂栄店のギャラリースペースで開催されます。イラストレーター安斉俊さんの原画拡大パネル、フォトグラファー宮武健仁さんの発光生物写真パネル、私の持っている発光生物の標本や古い博物画コレクションなども展示されます。本屋さんですから、私の著書の販売もありますよ。
honto店舗情報 – 『ホタルのことばが知りたい』大場裕一/著 安斉俊/絵 (くも
2026.5.30. 読売KODOMO新聞に紹介されました!

『読売KODOMO新聞』の中の小学館さんが作る「びっくりスクープWAO」という誌面に登場させていただきました(2026年5月28日号)。ちょうどこの季節のホタルについての解説記事です。
1億年前のホタルの光を再現した研究も紹介してもらっています。2020年の論文だけど、自分がやってきた中でこれが一番気に入ってる研究(Oba et al. 2020. Sci Adv.)。面白いんだけどとくに意味はない、ってところが気に入っている。
2026.5.28. 「Firefly Song」の翻訳本を買った

昨年アメリカで出た本が、早くも翻訳されていて驚いた。実は、去年の10月頃、著者のペフさんから「日本語版を出す時に日本のホタルについても書くから原稿をチェックして」と連絡があったのでコメントをしている。だからというわけではないだろうけれど、巻末の「ホタルに関する日本の書籍」として私が編集した『発光生物のはなし』(朝倉書店)が紹介されていた。
本の主人公の「少女」リン・ファウストのことはよく知っている。リンが発見し、リンも多いに研究に貢献したはずなのに、論文(Copeland & Moiseff, 1994)の著者に彼女の名前はない(謝辞に名前があるだけ)。深読みかもしれないが、この物語には、そういう想いも含まれているのではないかと思って読んだ(あとがきの「3人の記憶に多少のちがいはありましたが」というところがそれを暗示している)。
ちなみに、「同期するホタルが西半球で確認された初めての事例となった」というのは正しくない。もっと以前から北米のフォティヌス属とフォツリス属に同期明滅する種がいることがいくつか報告されている(たとえばLloyd, 1983)。「きちんと証明した初めての事例」という意味で捉えるべきであろう。
「ホタルのうた」 https://www.amazon.co.jp/dp/475982460X
「発光生物のはなし」 https://www.amazon.co.jp/dp/4254171927/
2026.5.17. パプア ・ニューギニアで発光キノコを発見

パプアニューギニアで調査が続いています。村にあった切り株の根元で発光キノコを見つけましたよ。アメリカとブラジルの専門家に画像を見せたところ、オーストララシア一帯に広く知られているオンファロタス属の一種ではないかとのこと。私がキノコに興味があると思ったのか、村の女性がキノコを持ってきてくれた。光らないキノコだった。
訂正。ネオノトパヌス属のキノコだった。ひだの写真を詳しく見てもらって判明。今日(5月18日)見たら、もうほとんどしおれてなくなっていた。
2026.5.10. パプア・ニューギニアで発光ミミズを発見

パプア・ニューギニアに来てます。砂浜があったのでさっそくアレを探してみたところ、、
秒で見つかりました。イソミミズ。松島以南の日本各地の砂浜にも見つかっている発光ミミズです。いちおう光らせてみたら、光りました!パプア・ニューギニアに来て発光生物第1号です。
2026.4.26. ホタルの木版画を買った

今まで大事に残されてきた作品に対して失礼ではあるが、要らんものをまた買ってしまった。日本画に見えるが、江戸中期の絵師である建部巣兆(たけべそうちょう 1761-1814)のオリジナル日本画を元に大正時代に木版画として作られたもの。オリジナルには左上のホタルはない。大正時代の木版画なので単純にリプロとはいえないが、画風もあんまり好みじゃないし、日本のホタル文化を考える上でさして重要な点もない。ただし、状態はとても良い。
私はどうも子供の頃からコレクション癖があって、小学生のころに切手集めにハマったのに凝りてから(国宝シリーズとか国体シリーズとか、デザイン自体には全く興味がないのに、ただ集めるためだけに集めていた)、もうコレクションはやるまいと決めている。でも、ホタル関係だけは「これは研究と関係するからいいのだ」と勝手に自分に言い訳をして、またつい要らないものを買ってしまうのである。
まあ、今回はそんなに高くなかったし、、とまた自分に言い訳をしては、せっせと次のターゲットを探してネットサーチをしてしまう私の日曜日であった。
2026.4.20. 予防接種を受けてきた

近いうちにとある密林の奥深くに謎のホタルを求めて調査に行くので(最近そういうのが多い)、今日はそのための予防接種を受けてきた。破傷風、A型肝炎、日本脳炎、狂犬病の4本を注射した。接種料はテレビ局が出してくれたので、なんだか課金アイテムがただで4つゲットできて私というプレーヤーキャラが強化されたような気分がする。
2026.4.16. 「世界の何だコレ?ミステリー」に出てました

西表島のとある洞窟のコウモリが強く蛍光する理由を私が語ってエンディングロール。というとなんかカッコいいですが、チト仮説を多く語りすぎましたね。まあ、「可能性」ですから。「あくまでも仮説である」と強調してくれてるし、ロケもふざけてないし、思ってたよりも(失礼!)しっかりしたいい番組。
ヤエヤマヒメボタルも出てましたね。これについてはコメントはしてませんが、事前に私の方で内容をチェックしています。
2026.4.14. ノート(no+e)と連働させてみた

よく判っていないのだが「ノート」というのを勧められたので今年度からやってみることにした。以前も勧められたがその時は面倒なのでやらなかった。今のところ、このページとノートの内容は同じ。
ここのページもアクセス数が多いということで学部長に誉めていたただいたばかりなので、余計なことをするとアクセスが分散してしまうかもしれない。内容を分ければいいのかもしれないが、書き分けるほどネタがない。とりあえず試運転。
2026.4.10. 「世界の何だコレ?ミステリー」に出ます

「日本初 光るモノを発見」というタイトルです。その正体は?ーーーまあ、アレです。このあいだのアレ。4月15日夜7時からフジテレビで放送です。専門は生物発光なんですが、最近はアレが多いなあ。
2026.4.8. 新刊にサイン!

これは貴重!高津仙人にサインを書いてもらった。私の著書だけど。実際、伝記に対象となる人物がサインをすることはある(例えば「山下清伝」に山下清のサインとか)。それと同じようなもの。仙人だからサインなんて書いてくれないと思ったら、快くかどうかわからないけど、書いてくれたらしい。私にメッセージとかを書いてくれてたらもっと嬉しいんだが、そうしないところがまた高津仙人らしくてよい。
2026.4.7. 新刊!!

2026年度最初の記事は、新刊ができました!の紹介です。完成した自分の本を最初に手に持ったときが、なにより一番嬉しい瞬間ですね。生まれてきた我が子をはじめて抱き抱えたときのよう、とまではいいませんけど。これから、どんな人に読まれていくのか、読んだ人の心にどんな印象を与えるのか、すべてがこれから始まるのです。本好きの私としては、本の可能性ってすごい!と思っているんです。