魚類生物学(武井)研究室

教員紹介(武井史郎)

武井史郎

研究のキーワード

魚類、視覚、感覚器、組織形態学、電子顕微鏡

組織透明化、分析化学、質量分析、質量顕微鏡法

担当科目

スタートアップセミナー、環境問題入門(応用生物化学学科)、

水圏環境実験、生物多様性概論、生物と環境、

環境システム保全学・生物多様性科学特論等

ひとこと

魚はいまだ我々の知り得ない、多くのおもしろさをもっています。

いろいろな研究アプローチで、魚のおもしろさを追求します!

経歴

1977    宮崎県宮崎市生まれ

1977-1995 静岡県磐田市で育った (磐田中部小学校、磐田第一中学校、磐田南高等学校)。

1995-1999 三重大学 生物資源学部 生物資源学科 海洋生産学コース

       海洋生物学全般と水産学を学び、特に乗船実習を通じたフィールドワークに励んだ。

1999-2001 三重大学大学院 生物資源学研究科 博士前期課程 水産生物生産学 専攻 資源生物学研究室

2001-2002 三重大学大学院 生物資源学研究科 博士後期課程 生物資源開発科学 専攻 資源生物学研究室 資源生物学研究室

       宗宮弘明教授に師事し、組織形態学的手法を中心とした魚類の視覚系に関する研究を遂行した。

       このとき、タペータム(眼球内反射板)の化学分析を通じ、分析化学の基礎を青木恭彦助教授(当時)より学んだ。

2002-2004 名古屋大学大学院 生命農学研究科 博士後期課程 生物機構・機能科学専攻 動物比較情報学研究室

       宗宮教授の名古屋大学への異動に伴い、同大学へ転学した。引き続き、魚類の視覚系に関する研究を遂行した。

2004    名古屋大学大学院 生命農学研究科 博士後期課程 生物機構・機能科学専攻 修了

       博士(農学) 取得

2004-2006 青山学院大学 理工学部 化学・生命科学科 非常勤助手 分子細胞生物学研究室

2006-2007 青山学院大学 理工学部 化学・生命科学科 助手 分子神経生物学研究室

       福岡伸一教授に師事し、マウス膵の外分泌機構に関する研究に着手。分子生物学と実験動物学の基礎を学んだ。

       同時に北里大学医学部解剖学教室との共同研究を行い、山科正平教授と勝又修技術員より電子顕微鏡の基礎を学んだ。

2007-2008 愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所 リサーチレジデント 所長研究室

       仙波禮治所長に師事し、脳内アミノ酸の微細形態学に関する研究を遂行した。

2008-2011 愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所 リサーチレジデント 病理学部門

2011-2014 愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所 共同研究者 病理学部門

       島田厚良室長に師事し、神経変性疾患を中心とした神経病理学に関する研究に着手。神経病理学の基礎を学んだ。

       同時に甲子園大学渡部紀久子教授との共同研究を行い、脂質メディエーターに対する質量分析を遂行した。

2014-2015 浜松医科大学 メディカルフォトニクス研究センター 光イメージング研究室 特任研究員

       矢尾育子准教授のもと、質量顕微鏡法と超解像度顕微鏡に関する分子イメージングの研究を遂行した。

2015-2017 浜松医科大学 医学部 細胞分子解剖学講座 特任助教

       瀬藤光利教授に師事し、質量顕微鏡法による脂質イメージングに関する研究に着手。同方法の基礎を学んだ。

2017-   中部大学 応用生物学部 環境生物科学科 講師

       これまで学んできた研究背景を活かして、魚類生物学の研究遂行を目指す。