イスラエルのゴラン・ハイツ・ワイナリーの総醸造長のVictor Schoenfeld 氏が中部大学に来学されました。
イスラエルのゴラン・ハイツ・ワイナリーの総醸造長のVictor Schoenfeld 氏が中部大学に来学され、ゴラン・ハイツ・ワイナリーにおける、ブドウ栽培と醸造の詳細についてセミナーをしてくださいました。
イスラエルのゴラン・ハイツ・ワイナリーは、ゴラン高原にある小さな街カツリンに1983年誕生したワイナリーです。ゴラン高原は主に火山性土壌で、水はけにとても優れていて、気候もブドウ栽培に適した場所とのことです。これらさまざまな自然条件や計画的な造園により、この地がワイン醸造用ブドウの育成に最適な土地となったとのことでした。ブドウはガリラヤ湖に近いところからヘルモン山の麓まで標高400~1200メートルで400区画に分けて栽培されています。ブドウ畑は年間を通して畑内に張り巡らされた情報収集基地で気象の変化やブドウの出来具合のデーターを集め、醸造所内でも最先端のコンピューター制御で管理されており、すべてにおいて徹底的な管理システムが構築されていることを話して下さいました。しかも、まだまだ研究を重ねているとのことでした。
私たちのウイルス非感染甲州の栽培において、学ぶべき多くの事柄がありました。 中部大学のワイン「ドメーヌ白亞」と日本酒の「白亞」を贈呈しました。