2013年「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録され、世界的和食ブームと共に、日本産の甲州ワインが注目されています。2000年代に入り、垣根栽培した糖度の高い甲州ブドウから上質なワイン造りを目指す動きが活発になりました。また、2010年には、日本固有の品種「甲州」は、国際ブドウ・ワイン機構(OIV)に品種登録され、「甲州」種による和食に合うワインが国内外で期待されています。一方、日本酒は、本来、和食と共に、日本固有のお酒として親しまれてきました。
中部大学ワイン・日本酒プロジェクトでは、より美味しいワインと日本酒をめざして研究を続けています。