みなさんこんにちは!いよいよ新学期ですね。
今年は新一年生がたくさん見学に来てくれて、仲間が増えて嬉しい限りです。農サポは学年・時期問わず年中募集しているので、ご興味ありましたら気軽に遊びに来てくださいね1)。毎週水曜日PSHの時間に、農場でお待ちしております。 今年度も、応生農場サポーターズ新聞をどうぞよろしくお願いいたします。

4月は、草刈りと「畦(あぜ)塗り」2)を行いました。
畦とは、田んぼを取り囲んでいる土の壁のことですが、通路としてその上を歩いたことがある方も多いと思います。畦塗りではこの壁に、水の管理を行うべく防水加工として土を重ねて塗りつけます。止水性をもたせるには割れ目や穴をしっかりと塞ぐ必要があるので、田んぼに水を溜める前、まさに今この時期にしなければならない重要な作業なのです。
今年は、たくさんの新入生が率先してやってくれました。とても頼もしいです!


先ほどの畦の紹介で、壁に穴があるというお話をしたと思います。冬眠から目覚めた生き物たちが顔を出すことで出来たと思うと、春の訪れを感じられて微笑ましいですが、稲作となると困ります。田んぼから水が漏れてしまいますから。
一体誰がやったのでしょうか?考察してみました。

容疑者➀ カエル

実は、昨年の記事3)でも取り上げたのですが、当時は情報が足りなかったため、ヌマガエルなのかツチガエルなのか、はっきりとは断言できませんでした。
そこで今回は、先生から頂いたアドバイス「お腹の白さ」をもとに、判別に挑んでみました。

こうして見ると、お腹側が真っ白ですね。ヌマガエルということでよろしいでしょうか。
先輩は、カエルは畦に穴をあけるけど可愛いから許すと言っていました。でも私は許さな…と言いたいところですが、尊敬する先輩の意向を汲んで、小さな生き物の命も大切にしたいと思います。ちなみに、このヌマガエル、2026年度特別号4)でも登場しています。こちらもぜひご覧ください。
容疑者② ケラ
あの有名な童謡にも登場する、ケラです。前脚がシャベルのように発達していて、効率的に土を掘ることができます5)。この能力により、地中深くに潜り込み、地表の気温や乾燥から身を守ることができるのだそうです。見た目がちょっとショッキングですから、苦手な方は図7の写真を凝視しないことをおすすめします!

土を掘り起こしてくれるので、土壌における通気性の改善が期待されるものの、作物の根を食べる習性から農家さんには害虫扱いされることもあるらしく…。彼らとはどうやって付き合っていけばいいのでしょうか。ご存知の方、教えてください。
容疑者➂ ザリガニ

お次は幼少期に触れ合った方も多いはず、ザリガニです。自慢のはさみで草を切り倒してしまいます。筆者は、この「ザリガニによる水田への影響」について、一年の春学期に履修した環境問題入門(当時)で習いました。みなさんも、農場で活動していたら、講義で学んだこととリンクして新たな気付きが得られるかもしれません。
ちなみにこのザリガニ、2025年度6月号で 取り上げたように、昨夏は茹で上がっていました。今年の猛暑はどのようにして乗り越えていきましょうか。今から対策に悩まされています。
ほかにも、穴から出てくる生き物は、ミミズやモグラなど複数考えられます。こうしてみると、田んぼの周りって本当に多くの生き物が生息しているんですね。この尊い自然を大切にしたいものです。
さて、今回は田んぼの環境整備とその周辺の生き物に注目してみましたが、いかがでしたでしょうか。田んぼにはたくさんの昆虫や生き物がいるので、生き物が好きな方にはぴったりだと思います。ぜひ一緒にサポーターズとして活動しましょう!
でも、中には「自分で作ったお米を食べてみたい!けど、虫とか苦手だな」って方もいると思います。お気持ち、すごく分かります。筆者もどちらかというと得意ではありません。それでも、先輩や後輩、同級生とのつながりのおかげで、楽しく活動に参加できています(図6のカエルのお腹側の写真も、後輩に手伝ってもらって何とか撮影できました)。このような感じでみんな動機は自由なので、ちょっとでも興味があったら気軽に農場へ遊びに来てください!
5月は、田植えに向けて用水路の整備と草刈り、また中旬に水を引く予定なのでその代かきなどを行います。サポーターズ一同、体調管理と熱中症に気を付けて頑張ります。
引用
- 活動場所、時間案内 入会希望者向け | 応生農場サポーターズ | 中部大学(2026年5月6日閲覧)
- 田んぼの防水作業「畦(あぜ)塗り」 | 田んぼの準備から発芽まで | お米ができるまで | クボタのたんぼ [学んで楽しい!たんぼの総合情報サイト] (2026年5月6日閲覧)
- 農場サポーターズ新聞 2025年度8月号 | 農場サポーターズ新聞 | 応生農場サポーターズ | 中部大学(2026年5月6日閲覧)
- 農場サポーターズ新聞 2026年度特別号「ヌマガエルの腸内細菌叢研究」 | 農場サポーターズ新聞 | 応生農場サポーターズ | 中部大学(2026年5月6日閲覧)
- おけら虫の特徴とは?生態と習性を徹底解説! | チバニアン兼業農家学校(2026年5月6日閲覧)
作成者:星野、奥、前田