中部大学ボランティア・NPOセンター

社会福祉プロジェクト

社会福祉プロジェクトの紹介

プロジェクトの目的

日本の高齢者や障がい者の人口は現在増加傾向にある。高齢社会から超高齢化社会へと移ると同時に、障がいの重度・重複化も進んでいる。個人の価値観や生活様式が多様化する中、高齢や障がいを持っていることが理由による差別・虐待・いじめなどが社会問題として浮上している。しかし、私たちには人権があり、年齢や病気、障がいの有無を問わず命あるかぎり平等でありそれらを尊重していくことが大切である。

社会福祉プロジェクトでは、社会における「差別・偏見」をなくしていくことを目的とした活動を展開をする。実際に触れ合うことで高齢者や障がい者に対する理解を深め、社会における差別・偏見(心のバリア)を自由にしていく、つまり「心のバリアフリー」を当センターの学生から広めていくことを目標とする。

社会福祉プロジェクトの略歴

2009年

『社会福祉プロジェクト』始動
「社会福祉プログラム検討委員会」参加

2011年

「介助犬フェスタ」参加開始
「じゃがいも友愛デイサービス」、「発達センターちよだ」での活動開始

2013年

愛知県社会福祉協議会より感謝状を授与

2016年

社会福祉法人 日本介助犬協会から感謝状を授与

2018年

「スペシャルオリンピックス2018愛知」参加

2019年

「きょうされん全国大会inあいち」参加
「プールまつり」ボランティア活動開始

2023年

児童発達支援・放課後デイ施設「Familyはじめのいっぽ」での通所ボランティア活動開始

活動の種類

【交流活動】

学生と施設の利用者、地域住民が直接的なコミュニケーションをとる中で、年齢や病気・障がいの有無をとわず、互いを理解し共感していく関係を構築していく。

【支援活動】

施設利用者に対して、何でも「してあげる」のではなく、被援助者主体的に取り組めるように、自立のサポートを目指す。また、学内のチャリティーコンサート実行委員会と協力し「募金活動」を通じて間接的な支援も行っていく。

【啓発活動】

勉強会・講座等を通して障がいに対する差別や偏見をなくし、実際に関わる際の不安を軽減させる。福祉をより身近なものとして捉え、高齢者・障がい者への理解を深め、思いやりの心を育むことを目的とし、これらを学内・地域全体で取り組んでいく。